受け継いだ不動産、次世代へどう繋ぎますか?~相続後の売却編~

2025年7月10日

目次

2025年、いま高崎市で増えている「不動産相続」と「空き家」のご相談

2025年現在、高崎市では高齢化と人口減少の影響を受けて、ご家族の不動産を相続されたり、空き家をどうしたら良いか悩まれている方が増えています。
なかでも空き家の数は深刻で、 実は2018年の時点で高崎市には27,910戸もの空き家がありました。これは群馬県内で最も多く、県平均の約3.8倍、全国平均の約3.75倍にもなるんです。さらに、群馬県全体としても空き家の数は前回より3,000戸(約1.9%)増加し、 県内の空き家率は16.7%に。全国平均(13.8%)と比べてもかなり高い状態が続いています。 こうしたデータを見ても、「相続したけれど活用できない家」や「使わないまま放置された土地」があちこちにある現状がうかがえますよね。

参考:群馬県統計情報提供システム>住宅・土地統計調査
【令和6年5月2日公表】令和5年住宅・土地統計調査 群馬県結果の概要(住宅数概数集計)(PDF形式,約892kB)

そういった現状を踏まえ、不動産相続後の売却ガイドを作成してみました。

大切なご家族から受け継いだ不動産
それは、たくさんの思い出が詰まった、かけがえのない財産ですよね。でも、いざ相続してみると、「この家、どうしたらいいんだろう?」「維持していくのは大変そう…」と感じて、売却を考える方もいらっしゃるかもしれませんね。 「でも、何をどうすればいいのか、さっぱり分からない…」そんな不安な気持ち、すごくよく分かります。ご安心くださいね! 今回は、相続された不動産を売却する場合について、心穏やかに、そして納得のいく形で不動産を売却できるよう、一連の流れを簡単にまとめてみました! 近所のおばちゃんの話を聞くくらいの気持ちで、お付き合いくださいねそれでは、ご案内させていただきますね。

不動産相続後の売却ガイド

1. まずは、あなたの名義にしっかりと変えましょう ~相続登記~

相続登記とは?あなたの名前に変更する大切な手続き

遺言書や遺産分割協議で、あなたが不動産を相続することが決まったら、法務局でその不動産の名義を故人様からあなたへと変更する手続きを行います。これが「相続登記」です。この手続きを終えてはじめて、あなたは堂々と不動産を売却できるようになるんです。手続きには、相続関係を証明するために、不動産を相続しない法定相続人の方の戸籍謄本も必要になるんですよ!もし、法定相続人の中に既に死亡している方がいる場合は、その方の出生から死亡までの戸籍謄本と、その法定相続人の方の戸籍謄本も必要となります!他にも申請内容によっては、必要となる書類があり、遺言書による相続の場合に比べて書類関係が複雑になることもあります。やはり、事前にご家族で話し合い、遺言書を作成しておけるといいですよね!
もし「手続きが複雑で…」と感じたら、私たちクリエートハウジングにご相談くださいね、司法書士や、行政書士の先生をご紹介させて頂きますよ☺︎

大切な不動産を次に繋いでいくためには、まず、その不動産がきちんと「あなたのもの」になっている必要があります。これが、売却への第一歩なんです!

  • •遺言書、確認しましたか?
    もし故人様が遺言書を残されていたら、まずその内容を読んでみてくださいね。そこに、誰がどの不動産を受け継ぐのかが書かれている場合があります。
  • みんなで話し合って決めましょう(遺産分割協議)
    もし遺言書がない場合や、みんなで相談して決めたい場合は、「遺産分割協議」という話し合いの場を設けます。ここで、「この家はあなたが」「この土地は私が」と、みんなが納得する形で分け方を決め、それを「遺産分割協議書」という書類にまとめます。 

ちょっと豆知識

遺言書がなく相続人が複数いる場合、亡くなった人の名義の不動産は、法定相続人全員の共有財産となります!遺産分割協議は相続が発生した後に行うのが基本で、話し合いをしている間は、まだ誰がどの不動産を相続するのか決まっていないからなんです!所有関係は…亡くなった人⇨法定相続人全員(共有)⇨遺産分割協議といった流れで決まった相続人が所有者となります!

2. 信頼できるパートナーを探して、価値を知りましょう~不動産会社選びと査定~

あなたの名義に変わったら、いよいよ次のステップです。大切な不動産の売却をサポートしてくれる、心強いパートナーを探しましょう。

あなたにピッタリの不動産会社を見つけましょう

相続した不動産がある地域のことをよく知っていて、これまでもたくさんの売却を成功させてきた経験豊富な不動産会社を選ぶのがおすすめです。もし伊勢崎市や高崎市でご売却をお考えなら、私たち『クリエートハウジング』のように、地元に根ざして親身に、正直に相談に乗ってくれる会社に一度、お話だけでも聞きにいらしてください!勿論、複数の会社にご相談や、査定を依頼して、一番信頼できると感じるパートナーを見つけてくいただくので問題ありませんよ!

「だいたいいくらになるのかな?」査定をお願いしてみましょう

不動産会社に、あなたの物件が今、だいたいいくらで売れそうかを教えてもらう「無料査定」を依頼してみましょう。勿論、私どもクリエートハウジングでら、『無理査定』させて頂きますよ!物件の場所、築年数、今の状態、ここ数年の周りの物件の売却実績などから、AIや、専用ソフトを使い客観的にしっかりと『適正な価格』をご提示致します!以前の様に…今でも担当さんの経験値レベルで価格を算出する不動産業者さんは少なくありません!ホントにこの金額でいいの?買い取って貰えるなら、高ければ高いほど良いですが、この段階では、「絶対に売らなくちゃ!」と決める必要は全くありませんので、ご安心くださいね。

3. どんな方法で売る? そして、お願いの契約を~売却方法の検討と媒介契約~

査定額に「なるほど!」と思ったら、次は具体的に「どうやって売っていくか」を考えていきましょう。 ・あなたに合った売却方法を選びましょう: ・仲介:不動産会社があなたの代わりに、新しい買い手さんを見つけてくれる、一番一般的な方法です。売買が成立したら、不動産会社にお礼(仲介手数料)をお支払いする形になります。 ・買取:もし「早く手放したい」「面倒なことは避けたい」というご希望があれば、不動産会社が直接あなたの物件を買い取ってくれる方法もあります。仲介より価格は少し下がるかもしれませんが、スピーディーに現金化できますし、仲介手数料もかからないことが多いので、選択肢の一つとして考えてみてください。 ・「お願いします」の契約を交わしましょう(媒介契約):不動産会社に「売却をお願いします」と伝えるために、「媒介契約」というものを結びます。この契約には、いくつか種類があります。たとえば「この会社さんだけに任せるぞ!」というものや、「複数の会社にお願いしてもいいかな」というものなど、あなたの希望に合わせて選べます。”

4. 新しい買い手さんとの出会い、そして大切なご契約~売却活動と売買契約~

媒介契約を結んだら、いよいよ不動産会社が新しい買い手さんを見つけるための活動を始めてくれます。

  • 素敵な買い手さんを見つけます!
    不動産会社が、インターネット広告やチラシなどを活用して、あなたの物件の魅力を発信し、買い手さんを募集してくれます。
  • 「よかったら見てください」内覧対応
    もし買い手さんが現れたら、実際に物件を見てもらう「内覧」が行われます。
  • ご縁を結ぶ大切な契約(売買契約)
    買い手さんが見つかり、「この物件に決めたい!」と価格や引き渡し時期などの条件が整ったら、いよいよ「不動産売買契約」を結びます。

5. 引き渡し、そして最後に税金のこと~引き渡しと税金の手続き~

売買契約が滞りなく進み、代金のお受け取りが完了したら、いよいよ新しい買い手さんへの引き渡しです。

  • いよいよお引き渡し
    残りの代金を受け取ると同時に、鍵などをお渡しします。この時に、法的にあなたの名義から新しい買い手さんの名義へと変更する手続きも同時に行われますのでご安心ください。
  • 「税金のこと、心配…」そんな時は専門家へ
    もし不動産を売却して利益が出た場合、国に納める「譲渡所得税」という税金がかかることがあります。売却した翌年に確定申告という手続きをして、税金を納めることになりますが、様々な特例で税金が安くなるケースもあります。もし税金について不安なことがあれば、腕利の税理士さんをご紹介しますね! 専門家に相談してみるのが一番です!あなたに合ったアドバイスをくれますよ。

ご自身なら、どちらを望まれますか?お土地のまま相続するのか、売却して現金など形を変えて受け取るのか…お子様やお孫さんが望む形でバトンを渡してあげられたらいいですよね!

大切な不動産の売却は、人生において何度も経験することではないと思います。戸惑うこともたくさん出てくることでしょう!でも、ご心配はいりません。相続の手続きを得意とするクリエートハウジングスタッフ一同みんなあなたの味方です!どんな小さなことでも、遠慮なく相談して、安心してこの大きな一歩を歩み出すお手伝いをさせてください!

もっと詳しく、わかりやすく説明して欲しいよって方は、遠慮せずにご連絡くださいね!

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